【第1話/全4話】沖縄に電車はほぼ存在しない。県外客が知らない移動の常識

那覇の夜景とゆいレールを背景に、沖縄では電車移動がほぼ使えないことを伝える美月嬢のアイキャッチ画像 禁じ手
県外客が知らない移動の常識
OKINAWA TRAFFIC STRATEGY|第1話

沖縄に電車はほぼ存在しない。県外客が知らない移動の常識

沖縄の道路・交通事情について書く。

これは県外客が知らないことだ。

まず沖縄は東京・大阪と異なり、車社会だ。

沖縄で電車と言えば、ゆいレールしかない。

まず電車と言えば、ゆいレールしかない。

ゆいレールの歴史や概要だが、以下の通りだ。

2003開通
20194つの新駅を追加
2020Suica導入
19駅、17km。

東京都で例えると、山手線で言えば「ほぼ半周」。

大阪府で例えると、大阪環状線と同じ19駅だが、距離は80%くらいゆいレールが短い。

そして、これが唯一の電車であり線路だから、「〇〇線」という区別は存在しない。

つまり沖縄県においては、電車と言えばゆいレールであり、乗換も存在しない。

「乗換がない」という衝撃

東京や大阪から来た紳士諸氏にとって、これはやや衝撃かもしれない。

本土の都市部なら、移動には必ず複数の線がある。

山手線があり、中央線があり、地下鉄があり、私鉄がある。

大阪なら大阪環状線、御堂筋線、阪急、阪神、JR各線がある。

しかし沖縄県において、電車はほぼ一本である。

沖縄で電車と言えば、ゆいレール。

乗換もない。

「〇〇線」という区別もない。

この時点で、沖縄の移動感覚は東京・大阪とはまったく違う。

もっと衝撃の事実

ここまででやや衝撃だったかもしれないが、もっと衝撃の事実を伝えたい。

6万名/日と言われるゆいレールの利用者だが、おそらくほとんどは県外あるいは外国人が利用者である。

要するに、沖縄県民にとってゆいレールは生活の移動手段として認識されていない。

さらに、いえば沖縄県には那覇市内でも首里など、ゆいレールの各駅から離れた地域に住んでいる者がいる。

あるいは、ゆいレールの線路が通っていない宜野湾市・沖縄市・名護市などには、開業から約23年を経た現在でも、ゆいレールを利用した経験がない者もいる。

沖縄県民の生活移動は、電車ではなく車である。

なぜ風俗店がゆいレールを語るのか。

そして、当店は風俗店である。

なぜ、これだけゆいレールの歴史や県民の利用傾向を説明したいのか。

理由は明確だ。

それだけ沖縄県内には車社会という認識が呼び起こすヘビーな渋滞を説明したかったからだ。

このゆいレールの開発は20年以上もかけて、さらに続く。

しかし、おそらく沖縄県で生活する者にとって、より関心が高い問題とは「交通渋滞」だろう。

そして、これは多くの場面で語られていないように思う。

沖縄の経済損失を語る上で、渋滞は見過ごすことのできないマイナス要因だろう。

もし沖縄県に渋滞がなければ、この観光業の成長はさらに加速していたのではないか。

沖縄県民にとって本当に深刻なのは、ゆいレールではなく交通渋滞である。
第2話へ|4年間の工事で4分短縮。沖縄の渋滞はなぜ解消しないのか
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